赤岳登山 [一休み]
2014年9月
八ヶ岳主峰の赤岳(2899m).
10年以上前に登ったことがあるものの,ここのところ何度も近くから眺めながら,また行きたいと思い続けていた.
甲斐駒ケ岳登山から1週間後,単独で行ってきた.
登山コース:
美濃戸口→美濃戸→(北沢コース)→赤岳鉱泉→中山尾根展望台→行者小屋→(地蔵尾根)→地蔵の頭→赤岳展望荘(泊)→赤岳→中岳→(中岳道)→行者小屋→(南沢コース)→美濃戸→美濃戸口
登山の起点はこの美濃戸山荘から.といってもただ通過しただけ.
赤岳鉱泉の前で一休み.ここでもトイレを拝借したが,どこも見違えるほどに山小屋のトイレがきれいになったのを感じる.100円のチップ制だが.
中山尾根展望台から見上げる横岳.何とも険しい.
中山尾根展望台から見る阿弥陀岳.この時点ではこの阿弥陀岳にも登る予定だったのだが,結局膝の調子のため,今回は断念することになった.
急登の地蔵尾根を上り詰めると,横岳と赤岳の中間地点の地蔵の頭に踊りでる.
地蔵の頭から来し方を見下ろす.眼下に通過してきた行者小屋や赤岳鉱泉が見える.遠くには諏訪湖もみえる.
地蔵の頭から見る横岳.横岳は屏風のような形の山なので,見る方角で全く違った姿を示す.
地蔵の頭から望む今回の山行の目的地の赤岳.その手前には,今夜の宿の赤岳展望小屋.
赤岳の県界尾根と真教寺尾根を見下ろす.両者の間にはサンメドウズ清里スキー場もみえる.遠くには富士山も.
まさに,秀麗の富士である.
サンメドウズ清里スキー場.そこから何度もこちらを眺めたものだ.
蓼科山や北横岳もよく見える.予定より随分と早くここまで来てしまったことと,あまりにも天気が良いため,かなり長い時間をこの地蔵の頭で過ごした.大概の登山者はここでは長居せずに通り過ぎてゆく.
赤岳展望荘の横から眺める夕焼けの富士.いつの間にかふもとは雲海に覆われていた.
赤岳展望荘から見る日没直後の阿弥陀岳.
翌朝,赤岳展望荘から赤岳に向けて出発した直後に,振り返ってみた赤岳展望荘とその向こうの横岳や北八ヶ岳の山々.
赤岳山頂からみた御嶽山.台形の頂の左端の剣ヶ峰から噴煙が上がっているのが見える.昨日の昼から噴火が始まった.僕は昨日山小屋の中で携帯ラジオのニュースで噴火のことを知っていたのだが,この時点では,ここに登山に来ている多くの人たちは,御嶽山の噴火の事実をまだ知らずにいた.僕自身,深刻な被害の実態は下山してから知ることになる.
赤岳山頂付近から見る権現岳と南アルプスの山々.
権現岳と東ギボシと編笠山.東ギボシの上には,先週登ってきたばかりの甲斐駒ケ岳が見える.赤岳と権現岳を結ぶキレットも気持ちよさそうだ.
入笠山とその下のハートを横にした形の富士見パノラマリゾートスキー場もみえる.雲海の下には中央自動車道も.
中岳から望む権現岳.やはり権現岳から赤岳へのコースも是非歩いてみたいと思う.
阿弥陀岳をあきらめて,下山途中の中岳道からみた横岳と硫黄岳.
まぶしいほどの紅葉を示す木もあった.
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