イネからご飯へ [一休み]
バケツ稲作りに挑戦.
近くの床屋さんから頂いた苗を,2010年6月13日にバケツ1個の田圃に田植えしたところ,すくすくと成長してきた.
2010年7月の段階ではこの通り.水の吸い上げが速いので,満杯にしても一日で土が見えそうになる.
特に,今年の8月の猛暑のときには,毎朝出勤前の水やりが欠かせなかった.そして,猛暑を乗り切り,9月になると,稲穂が垂れるまでに成長してきた.
本当は,花も撮影したかったのだが,気付いた時には花は終わっていた.
10月10日に稲刈りをし,刈り取った稲をそのまましばらく逆さに吊るして乾燥させた.室内にぶら下げておいたら,イグサに近いとてもよい香りが漂ってくる.稲わらの香りがこんなにいいものだとはこれまで知らなかった.
12月.割りばしで挟んで,稲穂から稲の粒だけをむしり取る.結構な量になった.
これを少しずつすり鉢に入れる.
脱穀に使う道具としては,野球の軟球がいいという情報をインターネットで得たので,仕事関係の野球部の人から借りてきた軟球を使ってみることにする.
すり鉢と軟球の間に稲を挟んでごりごりとすると,もみ殻が取れてくる.これは途中の段階の写真.息を吹きかけると軽いもみ殻が飛び散り,重いコメ粒だけがすり鉢に残る.これを何度も何度も繰り返し,もみ殻を完全に取り除く.
そうしてもみ殻を取り除き,さらにふるいにかけて,細かい屑を取り除く.これがほぼ玄米の状態となったコメ粒.全部合わせると結構な量だ.
さあ,食べてみるぞ.米粒をよく水洗いし,1時間以上水につけたままにしておいてから,いよいよ炊飯開始.そして出来上がったご飯がこの通り.なんと予想に反して茶碗1杯以上の玄米ご飯が出来上がった.炊け具合もよく,感動的な旨さであった.
そもそも,稲の苗をくれた床屋さんは,「出来上がった稲穂は正月の飾り物にするといいよ」といってくれたものだ.先日また散髪に行ったとき,小生が「飾りものではなく,食べようと思っている」と言ったら呆れられたのだが,今度散髪に行ったらこのすばらしい成果を報告しなくては.
うひゃ~!やりましたね~!!
お米の一粒一粒が貴重で愛おしくありませんでしたか?
美味しく頂くことが出来て、良かったですね~!
来年は苗作りからいかがですか?(^^)
by nrk14s (2010-12-29 01:44)
それはそれは一粒一粒撫でてあげたいくらいで….何かと口うるさい娘まで旨かったよとの感想でした.ただ,あまりにも手がかかったので,来年はどうしたものかと….
by 猿 (2010-12-29 11:41)
こんにちは。
ご無沙汰しております。
先生の美しいブロクには遠くおよびませんが、頭に浮かんだつまらんことをあれこれと書いています。
病理医のブログも結構多くて、ブックマークしようと思いました。
私はハンドルネームでやっています。今後ともよろしくお願います。
by colocolokenta (2011-02-20 13:53)
colocolokentaさん.お久しぶり.見ましたよ.幸せそうで何より.ごっつあんです.また寄ってください.
by 猿 (2011-02-21 22:58)