素人農園の続き

千成ヒョウタンのその後

 

 

茎の付け根に電動ドライバーで穴を開け，中身の種を取り除いてから，水につけて全体を腐らせ，表面の薄皮を取り除き，それから，およそ2ヶ月間外に置いて外気に曝し，乾燥させました．結構根気が要ります．

 

 

その前に，内部構造が知りたくて，のこぎりで真半分に切り開き，中身の種やその周囲のクッションのような組織を取り除いてみたら，こんな状態でした．数えたら，種は1個のヒョウタン当たり約100個入っていました．

 

 

いろいろと割面の入れ方を変えてみました．日本酒を入れる徳利やお猪口にも使えそうです．途中で割れたり，ひびが入ったりして，いずれにしても，これで内部構造や強度がよく理解できました．

 

 

これは茶匙にでも使えそうです．

 

 

結局，保存の方法としては，こうして置物にして愛でるのが一番という結論に達しました．

 

 

 

座布団に座らせるとさらに様になるような気がします．蚤の夫婦のようにもみえます．

 

 

家族5人が仲良くひしめきあって暮らしている（昔そうだった）ようにも見えます．

 

 

このようにまとめてぶら下げて，下から揺すると，互いにぶつかり合って，コロコロコロと乾いた心地よい音が出ます．これは魔よけ用に玄関に飾ることにしました．

 

コメント 2

　追加報告有難うございます！
なるほど、千成瓢箪の内部構造がわかりました。
しかし、しかし・・・まさに、切出しです（笑）
最後のは、本当に良い音色が出そうですね！！
by ezorisu (2010-01-13 00:05) 

esorisuさん，コメントありがとうございます．小さな穴から1個当たり100個前後の種を取り出す作業は，えらく時間のかかるもので，さすがの私も収穫したものすべてを同様に処理することはできませんでした．いずれにしても，今回の千成瓢箪の顛末に私が費やした合計の時間は莫大で，その時間をもっと実（！）になることに当てていたら，世の中のためになるひとつの仕事ができたのではないかとも思います．家内は呆れ果てています．自分でも呆れています．
by 猿 (2010-01-13 22:02)